公園巡りシリーズ_3 上鶴間本町7､8､9丁目

上鶴間本町7､8､9丁目。国道16号線と境川に挟まれている地域。 地図に公園番号を書き込みながらどんな順番に歩こうかと計画を立てる。 出来るなら一筆書きで一気に回れるコースが良い。 一番遠くの「541.道正山公園」から北上するコースを考えた。 実際に歩く。 少し道迷いもあって一日で終わらず、結局三日間かけて歩くことになる。 行ったり来たりの迷い道。いつでも帰宅できる距離だからこそ可能な計画。 ※公園写真に記した日時は撮影した日
	公園番号   公園名 公園区分  告示面積  541  道正山公園  街区公園 0.01ha  540  上鶴間道正山公園 街区公園 0.07ha  211  上鶴間笹山公園  街区公園 0.02ha  140  上鶴間第２下河内公園  街区公園 0.01ha  128  上鶴間下河内公園  街区公園 0.02ha  436 上鶴間本町９丁目公園   街区公園 0.04ha   359  中和田公園  街区公園 0.01ha  312 伊勢山公園  街区公園 0.01ha   210  中和田天神上公園　※  街区公園 0.21ha            ちょっと寄り道  神社・仏閣、史跡など  ※の公園は国有地の無償貸付を受けている。
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公園区分   街区公園：  もっぱら街区に居住する者の利用に供することを目的とする公園で   誘致距離250mの範囲内で１箇所当たり面積0.25haを標準として配置する。 近隣公園： 主として近隣に居住する者の利用に供することを目的とする公園で    近隣住区当たり１箇所を誘致距離500mの範囲内で１箇所当たり面積２haを標準として配置する。
	相模大野駅南に降りる。 国道16号線に沿って 南（大和市方向）に進む。 中和田の信号を過ぎ、 上鶴間高校入り口の信号を過ぎる。 左に大正堂が見えてくる。 大野駅からおよそ2ｋｍ、25分、 左に大正堂の看板が見えてきた。
相模大野駅南口		大正堂
	手前で左折して坂を下りていく途中、 右手・大正堂裏手に こんもりした緑地がある。 緑地に沿う細い道に入る。
坂を下る		緑地に入る
	緑地の一角に緑に埋もれるように石標がある。 「鎌倉道」「境川に沿って鎌倉に向かう道といわれこのように呼ばれていました」
鎌倉道
	「ようこそ！　るーたん♪の森へ」という看板があり、 入り口の奥に散策路が見えた （詳細は→こちら　ルームズ大正堂のブログへ）
るーたん♪の森
斜面に沿う道はゆるくカーブし急に細くなって橋を渡る。橋の名は「道正人道橋」、川の名は「深堀川」。 暗渠から出た深堀川は150mほど下って境川に合流する。
道正人道橋（深堀川）	暗渠から出て	境川に合流する
541　道正山公園 （街区公園：0.01ha）
	スプリング遊具、ベンチ、テーブルベンチ、 それぞれ一つずつ。 すぐ奥は急傾斜の壁。 さんざん迷いようやくたどり着いた割に 予想以上に小さな公園だった。
すぐ奥は河岸段丘崖		道正山公園（撮影：220.07.02）
540　上鶴間道正山公園（街区公園：0.07ha）
	住宅の立ち並ぶ道を北上。 「道正橋」を見て左折。道なりに100ｍほど進む。左に公園が見えてきた。 道正山公園と上鶴間道正山公園。 名前が似ていて紛らわしいが、とにかく目的の公園にたどり着いた。
上鶴間道正山公園（撮影：2020.06.26）
	入り口のわきに 「「相模原市道正山と地区画整理事業 　完成記念碑」がある。 運動広場の周囲に滑り台やベンチ。 広場の奥に見えるこんもりした森が 「るーたん♪の森」  小高い丘の上が「道正山」。
入り口付近に滑り台		”るーたん♪の森”と大正堂
211　上鶴間笹山公園（街区公園：0.02ha）
	境川に沿う遊歩道は工事中で 通ることができない。 バス通りに沿って 上鶴間高校方向に進む。
地下調整池の工事中		上鶴間高校
	高校正門の手前で左折。Ｔ字路の正面が上鶴間笹山公園。 マンションに接する細長い公園。 滑り台、ベンチ、スプリング遊具、砂場。 園内の一角に「鎌倉道」の石標がある。
上鶴間笹山公園（撮影：2020.06.26）
滑り台	ベンチ、スプリング遊具、砂場	鎌倉道
140　上鶴間第２下河内公園（街区公園：0.01ha）
	道路を挟んで上鶴間第２下河内公園。 こじんまりした敷地にベンチと鉄棒。 こんな近くに隣り合う二つの小さな公園。
上鶴間第２下河内公園（撮影：2020.06.26		こじんまりした公園
128　上鶴間下河内公園（街区公園：0.02ha）
上鶴間高校校庭脇の道路を進む。 1本目を右に折れ長嶋神社下のバス停を過ぎた先で左手住宅地内に入る。
	家々に囲まれた小さな公園が 上鶴間下河内公園。 ベンチ、ブランコ、滑り台など。 子の遊ぶ姿のあることが 住宅地内の公園にふさわしいように思う。
遊具で遊ぶ姿も…		上鶴間下河内公園（撮影：2020.06.26）
436　上鶴間本町９丁目公園（街区公園：0.04ha）
	途中、 泉龍寺・長嶋神社にも立ち寄り、 次の公園に向かう。
泉龍寺		長嶋神社
	おみやの坂を上り、長嶋神社入り口の信号の少し先で左折。 上鶴間第5雨水調整池の奥に小さな公園が見えた。 施設の右わきに公園への入り口がある。 水飲み場、ベンチ、砂場、鉄棒、スプリング遊具、 PLAYSHAPER＝しゃれた名前の遊具（滑り台）など。 幼児から小学校低学年まで、遊具の充実している公園だと思う。
上鶴間第5雨水調整池
上鶴間本町９丁目公園（撮影：2020.06.26）	調整池側	住宅地側側
359　 中和田公園（街区公園：0.01ha）
	中和田ふれあい広場まで戻る。 車道を左（国道方向）へ。　 右に稲荷大明神を見送る。 さてこの付近なんだが…。 路地に入ったり、少し行ったり来たり。 古い道祖神(?)のある四つ角を右折。 住宅地の1本目を右折、 ようやく見つけた。
稲荷大明神		道祖神(?)
	スプリング遊具、ベンチ、滑り台…。 あれこれ道迷いしてたどり着いたのは 幼児向きの小さな公園だった。
中和田公園（撮影：2020.06.26）		幼児向き遊具
312　伊勢山公園（街区公園：0.01ha）
	伊勢山という名称を見て、 ここらに小高い場所があっただろうか…、と地図や周囲を見回した。 河岸段丘から離れた台地上だし…。 でも道路に面していたから中和田公園より見つけやすかった。 「山」はないけれど 園内のよく茂った木立が自然の雰囲気を醸し出していた。
マンションの手前に小さな林
	ベンチ、滑り台、スプリング遊具。 奥のベンチに 犬を連れたご婦人が座っていた。 かるく会釈をして言葉を交わすと、 隣のマンションの住人だという。 小さな外出、 ちょっと憩うには適度な公園に思えた。
伊勢山公園（撮影：2020.06.26）		ちょっと息抜き出来そうな
210　中和田天神上公園　※（街区公園：0.21ha）
※国有地の無償貸付を受けているこの公園。
	惣吉稲荷神社前の細い道を北へ。 住宅地を過ぎ畑地を過ぎ、 Ｔ字路にぶつかってわずかに右へ。 河岸段丘の急坂の手前に公園がある。
急坂の手前		中和田天神上公園（撮影：220.6.27）
	左は畑地、右は竹林の段丘崖。 細長い園地に使用禁止の滑り台とベンチ。 公園入口脇に下に降りる2本の道がある。
使用禁止の滑り台とベンチ		下に降りる散策路
1本は急な階段道	もう1本はなだらかな坂道	下の公園に続く
	つまり「中和田天神上公園」は 河岸段丘の上下に分かれた公園…。 しかも、 下の公園からわずかに上がった所にも 広場と遊具がある。 「鎌倉道」の石標もあり、 自然の地形を巧みに利用した公園 …ということになる。
中和田天神上公園（撮影：220.6.27）		少し奥にも段差がある
鎌倉道の石標	2段目の広場	上の公園に続く(なだらかな)坂道
遊具が傷んでいるし、あまり利用されているように見えない。 けれど、歴史や自然の地形を一緒に楽しめる興味深い公園だと思う。
ちょっと寄り道 史跡・旧跡・文化財など
	近くには ぜひ立ち寄りたい神社・仏閣、 史跡・文化財も多い。
泉龍寺 享禄年中起立。庭園、三重塔、 相模七福神、延命地蔵など 見どころが多い		長嶋神社 創立年月日　不詳 白瀧弁天宮、石上社、北向庚申社、 八坂神社など合祀社が多い。
	惣吉稲荷神社 創立年月日は不詳だが 和銅四年(711年)創始されたとも 伝えられている。 延文四年(1359年)の板碑（双碑）、 天正十九年(1591年)頃の地頭だった 大岡吉十郎義成夫妻の墓碑は ぜひ見ておきたい。 いずれも市の文化財に指定されている。
惣吉稲荷神社		社殿
大岡吉十郎義成夫妻の墓碑	板碑を納めてあるお堂	2対ある板碑の一部
鎌倉道 「いざ　鎌倉！」 境川に沿って鎌倉に向かう道	古い道祖神 この道は 江戸から小田原に向かう道でもあった	稲荷大明神 稲成り→稲荷 写真は個人が祀る屋敷神かも
興味のある方、 参考ＵＲＬ 長嶋神社・泉龍寺（2018.01.18）： http://s-ok.my.coocan.jp/tan/f_tan/20180118nagasima/20180118nagasima.html#sen 長嶋神社・泉龍寺（2018.02.17）：http://s-ok.my.coocan.jp/tan/f_tan/20180217nagsen_sanpo/20180217nagsen_sanpo.html#sen 　 惣吉稲荷神社（2018.02.09）： http://s-ok.my.coocan.jp/tan/f_tan/20180209so^kichi/20180209so^kichi.html
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